延岡高校昭和52年卒の皆様へお願い
平成23年5月吉日
東京延友会 実行委員長 斉藤 恭子(旧姓;神崎)
今年10月、東京延友会が開催されますが、今年は私たちの世代が幹事となっています。
テーマは、郷土愛、東日本大震災が教えてくれたもの、復興支援を考えています。
東日本大震災では、多くの方が亡くなり、多くの住宅や職場が跡形も無く津波でなくなって
しまいました。ニュースで流される映像を見て、胸が痛くなります。
昨年は、宮崎も、口蹄疫、鳥インフルエンザ、新燃岳の噴火と、次々に襲いかかる災害に翻弄
されましたが、全国の人々の支援や励ましで何とか復興の光が見えてきたところでした。
今回、東北地方の無残な光景を見ながら、被災された方々のために何かできないだろうか、
宮崎で受けた恩返しができないだろうかと思ったのは私だけでしょうか。
今回の震災は、我々に郷土愛と結束力の大切さ尊さを教えてくれていませんか?
それ故に、この東京延友会が復興支援に少しでも役に立つ内容で、実施できたらと考えています。
昭和52年の卒業から、いつの間にか、34年もの時が流れ、延岡高校の学び舎で机を並べていた
私たちは、今や、日本各地や海外にまで散らばっています。
この東京延友会の幹事は一生に一度きりですし、再び同級生が力を合わせる良い機会ですので、
復興支援を合言葉に、ぜひご参加いただきますようお願いします。あなたの力が必要です。
東京延友会
1.日 時 平成23年10月15日(土)11時から
2.場 所 東京都千代田区飯田橋「ホテル グランドパレス」
3.会 費 男性 8,000円、女性 6,000円
以上
詳細は延岡高校同窓会のホームページ http://enyukai.net/ 東京延友会
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私の母は1904年(明治37年)生まれでしたから、延岡高校100年史が発行された時には
すでに90歳代の後半になっていました。そのころ田舎に帰ると母がその重たい100年史の
なかに掲載されている同期の名簿を見ながら、「もう誰も生きちょらん、わたしだけになって
しもた」とつぶやいていました。けっして寂しそうでは無い表情が不思議でしたが、人はみな
こうして時を通り過ぎ、後に生きる者たちにすべてを引き継いで去っていくものなのでしょう。
我が家も姉、兄の多い家族ですが、父のつとめの関係で延岡を離れていたときに青春を過ご
した者をのぞき、ほとんどが延岡高等女学校や恒富高校などを卒業し、同窓の家族です。
いま私も、卒業後の多くの時間を東京で過ごしてこの時代に至っていますが、宮崎出身だと
いう人に巡り会うと「あ!」と思い、延岡だと聞くともうそれだけでたくさん話を聞きたくなっている
自分に気づきます。ましてや延岡高校の卒業生などと知ろうものなら、なんとしても仲間に加え
たいと思ってしまいます。私の感情が度を超えているのかもしれませんが、多かれ少なかれ
こうした郷土愛、母校愛は誰しもが持っているものではないでしょうか。
延岡高校同窓会、東京支部「延友会」はこの母校愛を絆にして、卒業後の豊かな人生経験を
ともに分かち合い、また、これから巣立ってくる後輩たちをも支援していく暖かな組織として
運営していきたいと思っています。
ちょっと人恋しくなったとき、少しばかり元気を失ったとき、恵まれた成功を他とも分かち合いたく
なったとき、ぜひ延友会に持ち込んでともに喜び慰められたりしてほしいと思います。
延友会はみなさんのものとしてこれからもしっかり続けて行きましょう。
平成23年(2011年)5月11日 東京延友会 会長 黒木重昭
KEEP READING一金会とは、宮崎県出身の著名な方々が後進の育成を目的として活動している集まりです。
詳細は、宮崎県人会のホームページ をご覧ください。
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