延岡を題材にした映画(ここに生きる)が製作され、以下の日程で上映されます。
登場人物や背景に懐かしい知人や風景が沢山見られるのではないでしょうか。
東京での上映日程は以下の通りです。
1.会 場 : なかのZERO 中野区中野2‐9‐7(中野駅南口から徒歩8分)
2.日 程 : 平成24年2月29日(水) ①15時~ ②18時半~
3.料 金 : 一般 1,200円
4.お問合せ先 : 「ここに生きる」製作を支援する会 0982‐22‐1855
以上ご案内致します。
延岡市からの要請で広報活動のお手伝いをしました。 東京延友会副会長/久峩 十三生
東京延友会会員の皆さまにおかれましては、お元気でご活躍のことと存じます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。
昨年12月10日(土)に 「実行委員の引継ぎを兼ねた役員会」 を行いました。
今年の第38回東京延友会/実行委員会は延岡高校53年&63年卒業の皆さまです。
11月に開催を予定しています。
私たち52年卒業生と学友メンバーも応援しています♪~
去る12月8日(木)は東京延友会にとっても記念すべき日となった。
延岡高校、現2年生の修学旅行の機会に生徒たち自らが描く将来の職業像、そのための学校
選びは・・、ということを考えるために先輩の働く職場を訪ね、世の中の動きや仕事のあり方を
学ぶことを試みよう、と佐藤則夫校長と話し合ってきた。
構想を伝え生徒を引き受けてくれる先輩探しから始め、半年前くらいにやっと8人の協力者を
得ることが出来た。その8人の先輩は以下の通りである。
*氏名敬称略、五十音順、かっこ内は訪問企業
鎌田 正彦 (SBSホールディングス)
木佐貫 奈央 (NTTデータ)
黒木 重昭 (小学館)
小林 純子 (設計事務所ゴンドラ)
佐藤 純二 (農林中央金庫)
竹下 知代美 (楽天)
竹下 晴子 (総務省)
年吉 洋 (東京大学先端研)
あらためてこうして眺めてみると案外バランスの取れた訪問先となっている。
つまり、延岡高校出身者は各方面で活躍し、人材に恵まれているということにもなるのだろう。
さて、当日12月8日である。
生徒たちはそれぞれ相談の上、10人くらいの班を編制して宿泊の浅草ビューホテルから訪問
先へと向かった。初めての東京、しかも出勤で混み合う地下鉄、JRなどを乗り継いで先輩の職
場へと向かう。10時くらいに到着する後輩を待つ先輩たちも、ちゃんと到着するかなあと気を
もみ、どきどきしながら待っている。小林純子さんは待ち合わせを東京駅にした。自分が設計
し施工の指導をした大丸デパートの使いやすくきれいなトイレを見学。そのあと春日にあるオ
フィスまで案内したとのこと。いずれの先輩も後輩たちのために心を砕いて見学の準備をして
いた。鎌田正彦さんのオフィスは錦糸町。完成した東京スカイツリーの下まで生徒たちが歩け
る見学コースも準備していたようだった。
お昼近くまでの見学、先輩との交流は2時間くらいの短いものであったが、いずれも密度の
濃いものであったようだ。東京大学を訪ねたグループは年吉教授との交流を終えたあと、学食
でお昼を食べ生協で東大のロゴ入りグッズなども買った上に、年吉さんからお土産ももらって
帰って行ったということである。農林中金ではマッカーサーの執務室だった部屋も見学、1億
円の札束も見せてもらったらしい。総務省訪問グループは国会議事堂周辺の主要官庁を見学、
国会開催中の議事堂を訪ねたあと、国家公務員の果たす役割をじっくりと聞くことが出来たと
いう。NTTデータの木佐貫さんは東京を一望出来るスペースに案内して、自分の仕事や学生
時代の大切なことなどもかたりあったのだそうだ。
先輩たちからの報告が寄せられているが、いずれのグループも大変礼儀正しかったというこ
とが書かれている。また、生徒たちは非常に純粋で目がきらきらと輝いていて、先輩自身もいろ
いろと刺激を受けたという報告で埋め尽くされている。 今回の先輩訪問はほんの小さな試みで
はあったが、双方に多くの実りを残してくれたのではないだろうか。
さっそく、学校からはていねいなお礼が届き、この成果を来年に繋げられるようにとの希望
も添えられていた。東京にいて私たちが母校、そして後輩に尽くしてあげられるささやかな行為
であったが満足感に満たされてこのレポートを書くことにした。
来年、この企画に賛同してくれる先輩諸氏の申し出をお待ちする次第である。
12月22日 東京延友会 黒木重昭